大学進学率とブラック企業の関係

 

こんにちは

今更ながらもっと勉強しておけばよかったと後悔の止まらない楽々です。

そんな誰しもが大人になって思う悩みに直面している私はともかく、大学進学率が半端ないことになっている現代日本であります。

ただ、その実態ってどうなのと、ひたすら疑ってみたく。

 

スポンサーリンク

大学進学率の割合

大学に進学した人の割合は、2019年は約55%という結果が出たようです。日本人の半分以上は大学を出たことになりますが、大学はただ出ればいいというもんじゃありません。

半数以上がFラン大という現実

以下、大学を大まかなランクに分け、さらに専門卒、高卒、中卒の割合を、2019年度の進学者数をもとに算出し、まとめてみました。

大学進学率とブラック企業の関係

これが現代日本の階級だ

 

定員割れしている大学、いわゆるFラン大への進学者は全体の33%を占め、大学進学者の半数以上に上っています。

定員割れしている大学を否定しているわけではなく、その大学で学びたいことがある人に何の文句を言える立場でもありませんが、企業は大学でフィルターをかける現状がある以上、働き口の観点から言えば、その選択が賢いとは実に言い難いものがあります。

 

スポンサーリンク

大学進学率と一部上場企業の関係

労働人口4800万人に対し、公務員、医療関係者、一部上場企業社員、いわゆる高給取りの職に就いている人は600万人とされています。

上記の画像にあるように、その割合は全体で13%となります。

単純に学歴順に当てはめてみると、GMARCHレベルの大学を出ても、その枠から漏れてしまうくらい狭き門であることが分かります。

学歴が全てとは言わないけれど

当然ながら、それが捕らぬ狸の皮算用に終わり、例外の人もいるとは思います。

東大を出ているからって、企業に属することなく、社会に多大なる貢献をし、活躍される方もいらっしゃることでしょう。

さらには知名度のある大学を出ていなくとも、優秀であることが認められ、一流企業へ就職を果たした方もいらっしゃることでしょう。

ただ、そんな優秀な方の割合が多いかどうかと言われると、少ないと答えざるを得ないのが現実でしょう。

 

スポンサーリンク

大学進学しただけじゃダメ

大卒の資格が欲しいなら、金さえあれば何とかなる。今はそんな時代です。

そして大学に出ているからって、一流企業に就職できる訳でもありません。大学は大学でもピンからキリまである時代です。

給与体系的には、大卒の方が数万ほど入社時に良くなる企業が大半ですが、仕事の出来不出来で言えば、専門卒の方が少ない期間で厳しい課題に耐えてきており、使い物になるような気がします。

高卒であっても、早い時期に仕事を始めているので、同年齢でも経験がまるで違います。むしろ高卒の方が大卒よりも優秀なんじゃないかと疑ってなりません。

とにもかくにも、無駄な4年間を過ごさせる大学が乱立する今の日本は、大いに喝です。

スポンサーリンク
おすすめの記事