
こんにちは
人生の所々に大きな溝がある楽々です。
そんな経歴が埋めることの出来ない穴だらけの私はともかく、正社員と非正規社員の差というものは、決して埋めることが出来ない大きな溝があります。
その現実をあらためて突きつけたく。
正社員と非正規社員の差は埋まらない
非正規社員の待遇が改善されることは、絶対にあり得ないです。
同一労働同一賃金なんてことが現実に起こったら、資本主義社会そのものの崩壊を意味します。
結論、今まで努力してこなかった自分が悪いのではないかと。
正社員は給料が良くて福利厚生が充実していてズルいなどと嘆く前に、自分が歩んできた道を振り返り、なぜ派遣社員を代表とした非正規労働者に甘んじているかを考えるべきです。
非正規社員の不満の声
派遣で働く方々の悲鳴が聞こえることは、雀の鳴き声が聞こえるくらい当たり前のものとなったように思えます。
以下のような低賃金や扱いの酷さに対する不満の声が、散見されます。
・雑用が多く、責任ある仕事は任せられない。
・見られないフォルダがある。
・会議に参加できない。
・回覧がまわって来ない。
・イベントや座席表に載らない。
・所詮は派遣と見られる。
・名前で呼ばれず「派遣」と呼ばれる。
・プレミアムフライデーの対象外。
・運が良くても年収400万円。
確かに、目を覆いたくなる惨状ですねえ。
同一労働同一賃金は非正規社員を救うのか?
同一労働同一賃金が叫ばれ、同改正法が2020年4月1日から施行されるようです。
派遣社員としてその扱われ方に苦しむ方々にとって、それは朗報になるのかもしれませんが、ここでひとつの疑問が。
非正規社員の経歴って⋯⋯
そもそも派遣社員で働き、その待遇の悪さに嘆く方々に問いたいのですが、あなた方の経歴はいったいどんなものかと。
学生時代にたいした努力もせず、専門やらFラン大に入り、能天気な日々を過ごしていませんでしたかと。
正社員になるような人は、少なくとも学生時代に努力をしています。勉強であれ、スポーツであれ、何らかの形で。それが実を結び、然るべき大学に入り、然るべき企業の正社員に就職をしているのです。
教育格差の問題もあるが
そこには、貧乏な家庭に生まれたから塾に行けない、スポーツや音楽等々の習い事もできないといった、生を受けた瞬間に生まれる格差、いわゆる教育格差の問題もはらみます。
金持ち家庭に生まれた勉強しかできないポンコツが、上役になる。
元々の地頭が良いのにも関わらず貧しい家庭に生まれ、ガテン系やら派遣止まりで苦しむ天才。
そんな矛盾が生まれることもあるでしょう。とはいえ、そんな存在が世の中に多く溢れているとは、決して思えません。大多数の人間が自らが歩んできた経歴を元に、正社員やら派遣やらのポジションを決めているのです。
非正規社員から抜け出すには
待っていても、非正規社員から抜け出すことは出来ません。少なくとも学生の頃に努力をしてきた正社員と、何もしてこなかった非正規社員には、それなりの差があります。
今から努力をするしかありません。正社員を見返すだけの実力を付けねばなりません。
技術力がものを言うIT業界なら、非正規雇用の待遇に苦しむあなたの助け舟になるかもしれません。