
こんにちは
色々と没頭しすぎる癖がある楽々です。
そんなのめり込み過ぎて3食抜くこともしばしばある私はともかく、ノートパソコンのバッテリーを充電しすぎて、寿命を縮めてしまう例が後を絶たないようで。
今回はノートパソコンのバッテリーの扱い方に言及していこうかと。
ノートパソコンのバッテリーは保証対象外
「AC電源を挿さないと、ノートパソコンの電源が入らなくなった!」
その場合、メーカーの保証対象外となるのがほとんどです。DELLは1年間は標準で保証してくれるみたいですけどね。1年以降はオプションで3年延長してくれるようですけど、割高感は否めません。
ノートパソコンを使う際、バッテリーには気を遣ってあげてください。特に過充電には注意し、それでも寿命は平均で2~3年という点は覚悟しておきましょう。
ノートパソコンの過充電は要注意
外出の時以外でノートパソコンを使うときは、AC電源を挿したまま使う方も多いことでしょう。
しかし、ノートパソコンを常にフル充電したままで利用すると、確実にバッテリーの寿命を縮めます。間違ってもパソコンがシャットダウンされた状態にも関わらず、AC電源を挿したままという運用はやめましょう。
それでもいちいち抜き差しするのは面倒だし、うっかり抜き忘れることもあるでしょう。
過充電防止機能を活用する
AC電源を挿入したままノートパソコンを使う機会が多い場合、過充電防止機能を活用するのが良いでしょう。

電源を挿した状態でもフル充電されない
私が作業しているタブレットPCは電源を挿したままの状態ですが、常にバッテリーは50%でとどまっています。
使っている機種はSurfaceProですが、当該機種における過充電防止の有効化は下記の通り。
①Surface の音量を上げるボタンを押したまま、電源ボタンを押します。

Surface過充電防止ON手順①
②ロゴが画面に表示されますが、まだ音量を上げるボタンは押したままにします。

Surface過充電防止ON手順②
③UEFI 画面が表示されたら、ボタンを離します。

Surface過充電防止ON手順③
④Boot configurationのEnable Battery Limit ModeをONにします。

Surface過充電防止ON手順④
Surfaceの場合、UEFI(Vios)から有効化しないといけないので、慣れない方には若干敷居が高いですが、だいたいのメーカーはOS起動後に設定できるものがほとんどです。ちなみに、富士通、Vaio、HPあたりは、ソフトウェアベースで設定できました。
バッテリーの仕様は各メーカーによって大分異なるので、すべて網羅するのは難しいです。とはいえ、グーグル先生に聞けばあっさり教えてくれるし、電源周りの設定やらソフトウェアを探ってれば該当箇所はけっこう簡単に見つかります。
ノートパソコンのバッテリーの寿命
ノートパソコンのバッテリーの寿命は平均して2~3年と言われており、使い方次第ではそれよりも短くなることもあれば、長くなることもあります。
当たり外れの多いバッテリー
私がプライベートで使っていたASUS製のノートパソコンは、常にAC電源挿しっぱなしで使っていましたが、10年くらいは持ちました。
方や、先日バッテリーの寿命が切れたと社内から問い合わせを受けた富士通製のノートは、使って僅か1年半ほどでした。社員からは相当文句を言われましたけど。気持ちはわかります。
それはともかく、バッテリーには当たり外れが多いようです。
メーカーもバッテリーに関してはサードパーティ製に頼るしかありません。彼らもその良し悪しを予測するのは困難を極めるようで、バッテリーは消耗品扱いで保証対象外とせざるを得ないのでしょうな。
とにもかくにも、ノートパソコンのバッテリーは慎重に扱うべし。これを肝に銘じておきましょう。