日本の人口減少を止めるには?

 

こんにちは

年を重ねると共に信用が減少する楽々です。

いずれ全ての人間に見捨てられるであろうワタクシはともかく、日本の人口減少は、それとは比にならないほど深刻な問題です。

日本の人口減少を止めるには、何をすべきでしょうか。

 

スポンサーリンク

日本の人口減少を止める手段①

日本の人口が減少する理由として、出生率が下がっている点が挙げられます。2019年の出生数は90万人を下回り、将来の担い手不足の減少に歯止めがかかりません。

20代の未婚化を食い止める

20代の内に結婚し子供を作っておきたいという考え方も、経済的苦境に陥る人が多いことから、難しいと判断する人が増えてきました。

そもそも結婚なんかしなくてもいいと考える人も増えてきているようで、若者には今を生きることだけでなく、次世代のことを考えて生きる重要さを説かねばなりませんね。

財源となる給与の充実、負担になる社会保障費の削減など、経済面での改善はもちろん、子供を育てることの意義を教えるなど、教育面から変えていく必要があるのではと。

 

スポンサーリンク

日本の人口減少を止める手段②

若い世代の経済的負担になっているのは、社会保障費であることは周知の事実かと。そんな高齢化社会を変えるには何が必要となるのでしょうか。

死生観の教育を促す

医療の発展なのか、栄養が充実しているのか、平均寿命が伸び続けていることもまた、出生率低下に併せて言うに及ばずと存じます。

ただし、誇るべきところなのかと言えば、結論を出し難いところです。命を大事にした結果だと言われればそうだし、それが若者の負担を増やしていることも事実。

そこで、超高齢社会の根本の原因となるのは、日本人の死生観の考え方が甘いことにあると強く思うのです。

尊厳死の考え方

安楽死やら尊厳死の話になると、大抵の日本人はその行為に異を唱えます。なぜかと問われれば、かけがえのない命だから等々の答えが返ってきます。では、なぜ命はかけがえのないものなのかと問われれば、返答に困り、とにかく大事なものは大事と、思考停止な答えが返ってきます。

国民一人一人に委ねるべき考え方もさることながら、法制面においても尊厳死はグレーゾーン扱いされています。胃ろうなどの延命治療を辞めることで、訴えられる医師がいた例は実に象徴的です。

なぜ長生きせねばならないのか。そこに明確な答えを出せない日本人は、死に対する向き合い方が下手だと、常々思う次第です。

仏教に陶酔していたかつての日本人の方が、人生には必ず終わりが来るものという事実に対し、合理的に向き合っていた気がしてなりません。

 

スポンサーリンク

日本の人口減少を止める手段③

日本は面積の割に人口が多すぎる。そんなイメージを持たれている方も多いことでしょうが、1キロ平方メートルあたり334人、世界で第25位となっています。人口1000万人以上の国の中でも10番目と、世界でも極端に人が密集しているわけではないようです。

東京23区の人口密度は?

東京23区の人口は約930万人で、人口密度は1キロ平方メートルあたり約15000人と、なかなかの密集ぶりを示しています。しかし世界と比較してみると、1位はバングラデシュの首都ダッカで、人口密度は1キロ平方メートルあたり約47000人だそうで。

想像を絶するほどの密集ぶり。世界でも常に住みにくい都市ワースト上位に挙げられる同都市と比べれば、まだまだ東京はマシな方なのでしょうか。

いや、これはあくまでも「住んでいる人」を指し示す数字であり、東京で働いている人を示す数字ではありません。

神奈川、埼玉、千葉など、東京都市圏に住む人口を合わせると、約3700万人に上ります。そして都内近郊に住むほとんどの労働者は、電車を使って東京23区へと通勤しているはず。仮に平日の東京23区に3700万人うち、推定の労働人口とされる2000万人が押し寄せると、人口密度は1キロ平方メートルあたり約32000人となります。

都市部の分散化を

全体で見れば、まだまだ日本はスカスカのように思えます。しかし、労働人口の一極化のせいで、日本は狭苦しいと感じてしまうのが、ほとんどの都市部に住む人が抱く印象でしょう。

なぜ、通勤場所は都内に集中してしまうのでしょうか。仕事は都内でないと成り立たないのでしょうか。

ネット社会と呼ばれて久しくなり、働き方改革が叫ばれる昨今、わざわざ都内にオフィスを構える意味はないように思えます。人口密度で言えば余裕のある日本には、まだまだ活用できる土地があるのではと。

 

スポンサーリンク
おすすめの記事