日韓関係悪化はなぜ

こんにちは。

隣人にはあまり興味を持ちたくない楽々です。

そんな面倒なご近所関係を忌み嫌うワタクシですが、触れなくてもいい迷惑な隣人に干渉したがるのが、日本という国。

今の日韓関係を口にすることは、人生を無駄にしているようにしか思えないのですが、それと決別したいが為に、以下を記述します。

 

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日韓関係の悪化が過去最高レベル

近ごろ、YahooニュースやらLINEニュースを見ていると、毎日のように飛び込んでくる日韓の話題。徴用工問題、レーザー照射、輸出優遇措置撤廃、GSOMIA破棄と、出来の悪い頭に小難しいワードが飛び交う為、悩ませられる日々が続いています。

それでもなぜか興味が湧き、思わず見てしまう日韓問題に関わるニュース。お隣さんという関係は、どうにも気になる性質を持っているということでしょうか。

過去最悪とも言われる日韓関係ですが、なぜ悪化の一途を辿るのか。少ない脳味噌をフル活用する羽目になりますが、出来る限り客観的な意見を述べ、ここを訪れた方々の肥やしになればと思う次第です。

 

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日韓関係が悪化するのはなぜ?

日本と韓国はお隣同士で、人種の見た目もほとんど変わらないのにも関わらず、なぜこうにも仲良くできず、関係性が悪化していくのでしょうか。

両国の歴史を紐解き、その謎を解明して参りましょう。

日本の植民地支配?

徴用工やら慰安婦などという言葉が日韓関係で賑わいを見せるように「日本は韓国にひどいことをした」という認識が通例になってます。

しかし、韓国における日本の「植民地支配」なるものは、当初はその言葉とはかけ離れた内容で、日本の統治は実に理知的だった模様。

1910年に「韓国併合」なる文面が大日本帝国憲法に記され、そこから日本による朝鮮の統治が始まったとされるのが一般的な認識かと存じます。その日本統治前の朝鮮について、その地を訪れた外国人が当時の様子を語っていますので、いくつかご紹介します。

 

この山国では、道路と運輸機関とが実に不足し、それが大規模な耕作を妨げている。人びとは、各自の家の周囲とか手近なところを耕作するだけだ。また、大部落はほとんどなく、田舎の人びとは三、四軒、多くてせいぜい十二、三軒ずつ、固まって散在している。年間の収穫は、住民の需要をかろうじて満たす程度であり、しかも朝鮮では、飢饉が頻繁にみられる。

1847年 シャルル・ダレ 『朝鮮事情』

 

城内ソウルを描写するのは勘弁していただきたいところである。北京を見るまでわたしはソウルこそこの世でいちばん不潔な町だと思っていたし、紹興へ行くまではソウルの悪臭こそこの世でいちばんひどいにおいだと考えていたのであるから! 都会であり首都であるにしては、そのお粗末さはじつに形容しがたい。礼節上二階建ての家は建てられず、したがって推定二五万人の住民はおもに迷路のような横町の「地べた」で暮らしている。路地の多くは荷物を積んだ牛どおしがすれちがえず、荷牛と人間ならかろうじてすれちがえる程度の幅しかなく、おまけにその幅は家々から出た固体および液体の汚物を受ける穴かみぞで狭められている。

1898年 イザベラ・バード『朝鮮紀行』

 

朝鮮の建築はきわめて原始的な状態にある。城郭、要塞、寺院、修道院および公共建築は、日本や中国の壮麗さにまるで及ばない。この国は古い歴史を誇っているのに、石造の遺跡がほとんどない。住居は瓦葺きか藁葺きで、ほとんど例外なく一階建てである。小都市では規則的な通りに配置されておらず、あちこちに散在している。大都市や首都でも、通りは狭くて曲がりくねっている。

約85パーセントの人々は読むことも書くこともできない。ただし地域差は大きい。

1882年 ウィリアム・グリフィス『隠者の国・朝鮮』

 

多くの外国人が共通して語るのが、インフラが整っておらず、建物が粗末で、民間人への教育が施されていないという点。日本の植民地支配と呼ばれる前までの朝鮮は、近代化が著しく進む周辺国家とはかけ離れた存在で、実に粗悪な統治がなされていたようです。

日本はそんな朝鮮の再興に国家予算の10%を充て、鉄道などのインフラ、教育制度の整備など、近代化を進めていきました。そんな表現をすると、あたかも日本が正義の味方のように聞こえますが、実態はロシアの脅威から守るためだったようで。

朝鮮をロシアに取られると、軍事領地的に挟み撃ち遭ってしまうので、血税を払ってでも近代化させ、朝鮮を国際的に独り立ちさせなければならない事情がありました。

とはいえ、結果的に朝鮮の近代化を成し遂げ、略奪を主とする植民地支配とは一線を画す日本の統治があったことは、客観的史実として存在するのは間違いなさそうです。

李承晩の反日政策

日本の朝鮮統治が終わったのは、1945年の終戦時のこと。その後、日本から独立した朝鮮から李承晩(り しょうばん、イ・スンマン)なる男が現れ、大韓民国の初代大統領となります。

その李承晩なる人物は大変日本を嫌っており、GHQの占領政策に便乗し、極端な反日政策を進めていきます。彼は国際法を無視した「李承晩ライン」なる境界線を勝手に引き、竹島を我が物とします。さらには、国民に日本による近代化の史実をひた隠し、戦中の日本軍の暴走を棚に上げて「日本はひどいことをした」と刷り込み続ける反日教育を実施。

李承晩氏が推し進めた反日教育は功を奏し、今でもその思想は韓国国民に根付いています。それは反日を進めるだけで、現政権が支持率を上げることができることが、何よりの証拠。

「日本なんてクソ食らえ!」と言うだけで支持率を上げられるチート政治なら、誰だってそうしますよね。楽に生きることを考える専門家の私からしても、羨望の眼差しを向けます。

そんなこんなで、李承晩なる極悪人の放った施策が、日韓関係をいつまでも悪化させる原因となっているのは、万人の支持を受けられるものと思っております。

両班の呪い

李氏朝鮮時代の身分に、両班(リャンバン)なる特権階級があったようで、彼らの行いは横暴を極めていたようです。先述のシャルル・ダレは、当時の朝鮮の階級について、以下のように語っています。

 

朝鮮の貴族階級は、世界中で最も強力であり、最も傲慢である。他の国々では、君主、司法官、諸団体が貴族階級を本来の範囲内におさえて、権力の均衡を保っているが、朝鮮では、両班の人口が多く、内部では対立しているにもかかわらず、自分たちの階級的特権を保持し拡大するために団結することはよく心得ており、常民も官吏も、国王すらも、彼らの権力に対抗することができないでいる。

1847年 シャルル・ダレ 『朝鮮事情』

 

両班からしてみれば、日本による統治は近代化を進めることになったとはいえ、既得権益を剥奪されることになり、実に面白くなかったことでしょう。

これも先に述べた李承晩氏ですが、彼もまた両班出身の家庭に産まれたそうで、韓国併合には否定的でした。李承晩氏に反日の下地が生来整っていたとすれば、現在の日韓関係悪化の原因は、古くから根付く「両班の呪い」と称しても差し支えないかと。

 

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日韓関係の悪化を止めるには?

反日教育、並びに李氏朝鮮時代の回帰を止めない限り、両国の関係がこじれ続けることは必至でしょう。それが実現されるには、他所の国が朝鮮を支配し、彼らに新たな思想を植え付けるなど、現代社会において全く持って非現実的な解決策しか思い浮かびません。

GHQの占領政策も相まって、日本人にもまた「日本は酷いことした」と過度な罪悪感が植え付けられており、それが韓国の要求を受け入れる要因になっています。

建国以来根付かれている反日感情に胡坐をかいているのが、今の文在寅政権であることに異論はないでしょうが、その怠惰で楽な政権運営もすでに限界。優遇措置の撤廃という、お人好しの日本にまさかの一手を打たれた韓国は、八方塞がり状態。GSOMIA破棄など、焼け石に水。

今後も文政権は日本への批判を続けることでしょうが、日本は国交断絶とまではいかないものの、韓国に対して静観、無視を続けていくべきです。日本が韓国の一挙手一投足に過剰な反応を示せば、反日感情はますます高まり、反日で支持率を維持しようと目論む文政権の思うつぼ。

マスコミも、この手の話題には触れずにおくべきですね。反日に溺れる韓国の話題を日本国民に知らせることは、ただ国益を損なうことにしか思えません。韓国民に根付く両班の呪いが解かれるまで、その隣国には触れないことが肝要かと思う次第であります。

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