人の弱みにつけこんで怒る

こんにちは。

人生弱点だらけの楽々です。

弱点を克服するのって大変ですが、それを見せない方が大事であって。それをバラさない方が大事であって。

人間って結局楽するように行動する生き物なので、その最たるものが「弱みにつけこむ」ことなんですわね。あーやだやだ。

 

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人の弱みにつけこむのはなぜ

人の弱みにつけこんで横暴な態度を振舞うクソみたいな人、いますよね。そんな低能な人間は滅んで然りと思うのはきっと私だけではないでしょうけど、結局、人間ってそういう生き物なんだと思います。

人の弱みにつけこむのも「にんげんだもの」ってことです。

生きるものは強いものと戦わない

弱肉強食が自然界の掟というのは、揺るぎようのない定説です。強いものが弱いものを襲うのはなぜかといえば、答えは簡単「効率が良いから」です。

敢えて強いもの同士、実力が拮抗したもの同士で争う必要なんてありませんからね。

ハブはマングースが天敵という話はよく聞きますが、実は両者の力は拮抗していて、好戦的と思われていたマングースでも、敢えて強いハブと戦うことは滅多にないとのこと。

とある森でハブ被害に悩む住民が、その対策でマングースを放ったことがあるそうです。しかし、ハブの数は一向に減らず、むしろ天敵のいなくなったマングースがその森で異常繁殖してしまい、生態系を崩してしまったとのこと。

弱者を突け狙うことは賢い選択というと、かなり言葉が悪いですが、本能的に人間もそのような行動に走ってしまうのではと思うのです。

 

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人の弱みにつけこむとは

人の弱みにつけこむ場面とは、気の強い上司が腰の低い部下にパワハラまがいの指示を強要するような例が挙げられるかと思います。

たしかにこれは典型ですが「優しくて話しかけ易い人に相談する」という、一見当たり前と思える行為も、ある意味人の弱みにつけこんでいると言えるのではないでしょうか。

ぶっきらぼうで明らかに怖そうな人に相談するとなると、大変な勇気が要ることは言うまでもありません。相談するなら優しそうな人がいいに決まっています。

何が言いたいかって、人の弱みにつけこまれがちという人も、実は人の弱みにつけこんでいて、誰しもが人の弱みにつけこんだ行動を取っているのでは、ということ。人間もマングースといっしょで、敢えて強いハブとは戦わないのと同じ性質を、生来備えて生きていると。

つまり、人の弱みにつけこむような人間は質が悪いのではなく、生物学的に当たり前の行動を取っているにすぎないのです。

優しさの本質を理解する

私は小さい頃から「優しい子だね~」などと褒められて調子に乗っていた記憶がありますが「優しさ」というのは「弱み」に直結する最大の要因かと考えてます。

「優しそう」というのは、人を引き寄せる要素であることに異論はないでしょう。優しさは人間関係を構築する入口や、それを継続する上で大きな「武器」となります。

しかし、人間も動物である以上、弱みにつけこまざるを得ないのは、先ほど論理を展開した通りです。過度な優しさは、強欲な人間からの要求をつけこまれる原因にもなります。

優しさという武器は諸刃の剣であり、人間関係の構築に役立てば、弱みにつけこまれる特性があります。なので「優しさのバランス」を持って生きることは、人間関係を上手に構築、維持する上で非常に大切な考え方かと思っております。

気が強いか弱いかの差だけなのに

「この人の言うことを聞かなければ生きていけない」

「この人に嫌われたら人生が終わってしまう」

優しすぎる方は、気が強くて横暴な人に洗脳されがちです。

その人から多額の借金を背負っている等々の事情があるなら別ですが、単なる職場の上下関係程度であれば、人生すらも掌握されるのはお門違い。

強欲な人間側に、弱みにつけこむブレーキは存在しません。そのブレーキは弱みを見せている側が握っているのです。責められている側が洗脳されていることに気付き、その人を無視するなりつっぱねるなりすることで、ようやくそのブレーキは押されます。

人の弱みにつけこむような人間をのさばらせてはいけません。そうした人間はこの世から排除されるべきであることは、誰しもが思うことです。しかし、そうした人間を生み出しているのは、他でもない優しい人間なのです。

横暴な人間を排除したいのであれば、まずは先に優しすぎる人間を排除せねばならんと思うわけです。さらにその為には、優しすぎる人間側が、その気質を変えていかねばならんと思うわけです。

 

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人の弱みにつけこむ対策

では、弱みにつけこまれないようにするには、どうしたら良いのでしょう。

常に弱みにつけこまれて生きていたワタクシ楽々ですが、以下のことを意識して生きていたら、多少は改善したかと思われますので、僅かながらに参考になればと。

人の都合で生きない

大事なのは人がどう思うかではなく、自分がどう思うかです。

人生において最も大事なのは、自分の利益であり、他人の利益ではありません。自分は得せずに他者だけが得する行為、また、他人に嫌われたくないという意図しかない行為、これらの所作は「偽善」といいます。

いい人を装って悪いことをする人を偽善者などと呼びますが、それはWin-Loseを生み出すことしか考えない根っからの悪人であり、ただの詐欺師です。偽善者とは、Lose-Winで他人に奉仕することしか考えられない非効率な愚考を重ねる者のことを指します。

「自分はこれまで偽善者だった」

「偽善者なんかになりたくない」

私はそのような思考の転換を図ることで、自分が得することを第一に考えられるようになりました。そして、自分の意見を遠慮することなく言えるようになり、人間関係のストレスは激減しました。

嫌われることが美徳と思う

人から良く思われたいという考えは捨ててください。それをいかに捨てるかで人生の効率が左右されます。むしろ嫌われることが美徳と思うことが、人生における最大の効率化です。

何もこれは誰からも嫌われる人間になれと言っているわけではありません。自分が邪魔だと思う人間にのみ、嫌われればいいのです。

あなたに口うるさく要求してくる人間は、実はあなたはその人に好かれているのです。なぜなら、使い勝手が良いから。そんな関係性は、あなたにとって非効率で無駄以外の何物でもありません。

双方の利益を考えられる人、つまりWin-Winの関係性を考えている人だけに好かれましょう。むしろ、そういう人には嫌われてはいけません。

私はまだこの境地に至ってはおらず、なかなか嫌な人との関係性を断ち切る勇気はありませんが、周りにいる効率的に生きる方は、やはりWin-Loseな人間に対する態度は実に冷たいものだと感心しております。

これだけは負けない力を身に付ける

文句の付けようがないスキルを持っていれば、誰もあなたに口うるさく意見することはありません。

「あいつは常に拳銃を持っているから逆らえない」

「あいつは最強の魔法を使えるから逆らえない」

分かりやすさを考慮し、極端な例を挙げましたが、つまりはそういうこと。これだけは負けないという力を身に付け、それが活きるところで仕事をすることが大事です。

私の場合、IT業界でインフラエンジニアとして働いてスキルを身に付け、今は一般企業の社内SEとして仕事をしていますが、インターネットが繋がらなくなっちゃった的な困りごとの対応に関しては、私以外に頼る他ない状況。

どんなに私の仕事の姿勢が横暴でも(実際にそんな態度はとってませんが⋯⋯)、私を切るようなマネはしないでしょう。そんなスキルがあるおかげで、私はある程度の安心感を持って毎日を過ごし、ストレスフリーなわけであります。

 

人の弱みにつけこまれない為のまとめ

・人が弱みにつけこむのは生物学的に当たり前の行動。
・弱みを握られる側が弱みにつけこむ側の行動を握っている。
・自分の利益を優先に考える
・面倒くさいヤツには嫌われるべし
・誰にも負けないスキルで脅せ

常に人間関係の優位に立って、人生楽して生きましょ~♪

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