パタハラの意味とは?

 

こんにちは

気持ちは常にアットホームな楽々です。

そんないつも家から出たくない物臭なワタクシはともかく、アットホームな職場を求職者に向けてアピールする企業が多いようです。

果たして、その会社は本当にアットホームなんでしょうか。今回、こちらをお読みになれば、その真実が分かります。

 

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アットホームな職場はブラック確定

結論、アットホームな職場をアピールする会社はブラック企業確定です。その甘い言葉を信じてはいけません。

「ここがお主の家になる」という意味

アットホームと聞くと「家庭のような暖かい場所」という雰囲気を想像しますが、その企業にその意図はまったくありません。

 

「ここが今日からお主の家じゃ」

アットホームな職場と家族

君はここの家族なんだからね

 

と、安月給と長時間労働で縛り付けるつもりなのです。そんな企業に就職した瞬間、勝手に自宅に帰れるなんて思ってはいけません。

「アットホームな職場」は、気の弱くて優しい人間をこき使って騙す為の常套句なのです。

公私混同は当たり前

アットホームな職場を売りにするブラック企業は、何かと仕事終わりに飲みに連れていかされます。

また、福利厚生を謳いつつ、休日もBBQを強要されます。さらには、就業後や休日も平気で仕事の電話がかかってきます。

社員はみんな家族だという言葉で唆し、社員のプライベートをひたすらに削ります。

罵声や怒号が飛び交う

アットホームをアピールする企業は、とにかく仕事多すぎで、残業も多すぎです。

雰囲気も殺伐としています。罵声やら、怒号、そしてパワハラなんて当たり前。アットホームな職場という言葉は、いったいどこへいったのやら。

さらには、そんな職場を辞める時にも一苦労。どこに行っても同じだ、そんなんじゃ他所でもやっていけない、慰謝料取るぞ的なことをひたすら言われ、脅します。

優しい言葉に騙された代償は、とてつもなく大きいのです。

 

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アットホームな職場と書く理由

ところで、ブラック企業は何で「アットホームな職場」と書くのでしょうか。これには然るべき理由があるのです。

他にアピールするところがない

結論、アピールするところがないのです。良いことを探しても見つからないから、とりあえずこれを書くのです。

アットホームな職場をアピールする企業

「アットホーム」と書いとけば間違いないでしょ

 

「お世話になっております」のように、求人広告に書く常套句に過ぎないのです。

会社の規模が小さい

だいたいアットホームな職場と書く会社は、規模が小さいです。その小さいことを売りにして、アットホームだと託けているのです。

そうした会社は、とにかく給与面や福利厚生面で弱いです。他に絞り出したアピールポイントとして、BBQや飲み会が盛んなどの言葉で逃げます。

企業の体質が古い

かつては「アットホーム」が求人において魔法の言葉だったと言います。

高度経済成長期のころは、社員を単なる作業員ではなく、ひとりの人間として育ててくれる余裕があったそうです。厳しくも温かみのある言葉で社員を励まし、まさにアットホームな環境がありました。

しかし、溢れんばかりに市場規模が拡大した現代において、小さな企業に余裕はありません。

殺伐とした雰囲気の下、利益に追われ、アットホームという言葉で弱者を騙し、こき使うことであぶく銭を稼ぐしかないのです。

 

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アットホームな職場は本当にあるのか?

とはいうものの、本当にアットホームな職場を実現する桃源郷のような会社は、わずかでも存在しないものでしょうか。

アットホームな職場というワードを避ける

逆説的にモノを考えてみましょう。ここはひとつ、アピールポイントにアットホームという言葉を使わない企業を探してみるのです。

アットホームな職場と書かない企業

アピールするところは他にもあります

 

アットホームという引き込み易い言葉で逃げず、職場環境や報酬面で具体的な魅力を表現する企業を探しましょう。

そして、アットホームと書いてあるなら、その具体例を示すべきです。

具体的な例や条件を明示している

例えば、

月末はみんなで飲みに行き、毎月福利厚生として〇千円支給される。

どんな忙しい時でも相談に乗ってくれる先輩を立てるメンター制度がある。

社長が3時におやつを配り来てくれ、一人一人に労いの言葉をかけてくれる。

あくまでも一例ですが、そんなことが書かれているようなら、本当にアットホームな職場なのかもしれません。

ただし、具体例を書ける企業は総じて給与体系が明確であり、広告に載せる際の額の上下の幅が少ない傾向にあります。

競争率が高い

つまるところ、魅力的な条件を具体的に書く企業は、競争率が高くなります。だから優秀な人が集まるのです。

結局のところ、行きつくところは一部上場のホワイト企業。優秀な学歴等々持っていないと、そう易々と拾ってはくれません。

つまるところ、本当の意味でアットホームな職場を実現する下請け中小企業は皆無。これが現実なのではないでしょうか。

勉強できるうちは勉強しておこう。レールからは外れずに生きようってことに落ち着くのではないでしょうか。以下、こんな厳しい現実があることも、ご興味があれば。

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