
ぶぉんじょるのぉ~。
陽気なイタリア人に生まれ変わりたいと願う楽々です。
ところで、炎上プロジェクトやらデスマーチなんて物騒な言葉が、陽気に明るくIT業界で横行してます。
何で日本のIT業界って、こんなにも忙しくなるんでしょ? まあ、海外のIT業界事情なんて、全く知りませんけども。
とにもかくにも、今回は
炎上プロジェクトを解決する方法
炎上プロジェクトは自分にとって役に立つのか
なぜ炎上プロジェクトが生まれるのか
この3点を考察して参ります。
炎上プロジェクトを鎮めるには?
炎上プロジェクトには、出来る限り関わりたくないものです。しかし長い人生、一度もそれらに遭遇しないといったことは、なかなか難しいことでしょう。
挫折や苦境は、誰もが経験するもの。運悪く出会ってしまったら、火を消すしかないのです。
そんな炎上プロジェクトを解決するためのコツは、以下3点が重要になってきます。
①課題を洗い出す
プロジェクトが行き詰っているということは、課題があるということです。

何から処理すべきか
当たり前のことですが、それらを解決するための手段を立て、スケジュールを組み立てねばなりません。
目の前にある課題を洗い出すことはもちろん、これから発生し得る課題、または全く想定していなかった課題、様々なことへ対処する必要があります。
②スケジュールを見直す
課題が見えたら、ゴールに向かってスケジュールを立てていきます。
WBSを立てる上で重要なのは、
・PMだけでスケジュールを引かないこと
・責任のなすり合いにならないこと
ということに尽きます。
ただ、嫌でもそうなってしまう場合、そのプロジェクトは、円滑に進むべき前提が崩れています。
③雰囲気を良くする
これが最も大事であります。
炎上プロジェクトって、以下のような状況に陥っていることが多いのでは?
・PMのワンマンチームになっている
・各チームとの連携が上手くいかない
そんなことだから、課題も解決しないし、スケジュール通りに事が進まない。だいたい炎上しているプロジェクトって、雰囲気が悪いです。

いがみ合っても仕方ありません
コミュニケーション能力が大事とはよく言ったもので、社会人として基本が守られておらず、前提が崩れている職場は、炎上して然り。
コミュニケーション能力の欠如とは?
円滑なプロジェクト、または自由なコミュニケーションを阻害するものそれは、
エゴとプライド
ということだと思います。
コミュニケーション能力の欠如とは、喋ることが苦手という面がクローズアップされがちですが、それは違います。
喋ることが好きな人でも、その人がワガママであれば、意思を一方的に押し付けているだけ。
その一方通行なやり取りをすることこそが、コミュニケーション能力の欠如なのです。
エゴの塊が存在していないか?
「自分の思い通りにならなければ、気が済まない」
「自分の非は絶対に認めたくない」
そんな危険分子が、炎上プロジェクトには必ず存在します。

お前が悪いから
それは、メンバーの中にあるのか、プロジェクトを回すPMなのか、はたまた顧客の要求なのか。
とにもかくにも、誰しもがプロジェクト完遂に向かい、同じベクトルを向かない限り、燃え上がった炎は消えないのです。
月並みな言葉ですが、譲り合って互いを尊重し合う精神。これが大事なんだと思います。
炎上プロジェクトに関わり続けるべきか?
炎上プロジェクトの最たる原因として結論づけるべきは、
エゴの独り歩き
それらが、炎上プロジェクトの真実だと思っていますが、辛い経験は、人を成長させるものだと良く言います。
炎上プロジェクトには、積極的に関わるべきなのでしょうか。それに対する3つの姿勢を挙げていってみます。
①基本的に関わるべきではない
基本的に、
炎上プロジェクトには関わるべきではない
これは間違いないです。
結局のところ、炎上プロジェクトは失敗プロジェクト。一度や二度、経験しておくことは、反面教師として糧になるでしょうけど、延々とそれらに浸かることは、失敗の人生を歩み続けることになります。
②成長には繋がらないと割り切る
失敗は成功の母とはいいますが、人を大きく成長させるのは、
成功体験

成功こそが成長の源
これに他なりません。人は成功体験を手本として行動するものです。
しかし、炎上プロジェクトの中で育つと、それが成功体験とインプットされます。
そのような環境で育った人は、炎上プロジェクトがあるべき姿と擦り込まれます。そうした人物が育った結果、その組織では炎上プロジェクトが生まれ続けることになります。
失敗は成功の母とは、良好なプロジェクトの中における、細かなものを指します。小さな失敗は繰り返していいですが、結果的に大きな成功を手に入れて、成長すべきなのです。
③炎上体質からは逃げるべし
炎上プロジェクトしか発生しない環境、組織というものは、IT業界において少なからず存在します。そういう環境からは、
逃げる
これが大事です。
本当の意味で成長させてくれる、成功体験を味わえるプロジェクト、または健全な組織⋯⋯これらを満たしてくれるチームは、必ず日本のどこかにあるはずですから。
主張せねば逃げることは出来ない
人は弱みにつけこむ生き物です。
雇われているという意識で耐えていると、経営陣はその弱みにつけこんで、次々と無理強いを要求してきます。
ブラックな職場から逃げだすことで、ステータスが下がることは決してありません。
逃げ続けても年収が上がり続けている私のような人間もいます。ですので、安心して逃げてください。