
こんにちは
小さい頃から動きの重い楽々です。
そんな脳内メモリの足りないワタクシはともかく、エクセルの動作が重いと困ってる方は、けっこう多いものかと。
こいつを読めば、その解消方法が分かります。
エクセルが重い時の対処法①
エクセルの動作が重いと感じた時の対処法、その1です。
不要なセルがある
一見、画面に収まる程度の大きさの表ですが⋯⋯
画面の右上をよく見ると、スクロールバーが小さくなっています。
これを下の方までスクロールしてやると⋯⋯
こんなにも行がありましたと⋯⋯!
不要なセルを削除してあげる
不要なセルを削除するには以下の方法で。
①一番下の行を選択します
②スクロールバーを上の方に持っていきます。
③消したい行のところでShiftを押しながら左クリックをすると、下図のように選択されます。
④右クリックでウインドウを呼び出し、削除を選択してあげて下さい。
なぜ不要なセルが発生する?
シートの削除とか挿入を繰り返していると、不要な空白セルがデータとして認識されてしまうことがあります。
また、空白のセルで「Ctrl+矢印」を押すと、エクセルの使用できる限界の行や列まで移動できてしまいます。その移動先で、何らかの文字を入れたりすると、とてつもないデータ量になってしまいます。
エクセルが重い時の対処法②
エクセルの動作が重いと感じた時の対処法、その2です。
画像データが重い
画像はエクセル上での見た目は小さくても、実際のデータはものすごくデカくて重いなんてことはよくあります。
例えば、エクセル上はこんなに小さいけど、
ペイントで開いてみると、こんなに大きかったりします!
元の画像データそのものを小さくしてあげないと、エクセル上で小さくしたところで、データの重さは変わらないのです。
画像データを軽くするには?
色々と方法はありますけど、私がオススメするやり方はコレ。エクセルに貼り付けるだけなら、チョー早いです。
①元の画像データをダブルクリックで開く。
②画面左下にあるWindowsのスタートボタンを押し「snip」と入力すると、以下のような画像が出てくるのでそのままEnterを押します。
③Snipping Toolが出てきたら「新規作成」をクリックします。
④エクセルに貼り付けたい部分を選択します。
⑤Snipping Toolに貼り付けたい画像が表示されますので⋯⋯
⑥「Cntl+V」でエクセルにそのまま貼り付けてしまいましょう。
エクセルの「図の挿入」機能よりも早く、データも軽い状態で載せられるので、オススメです。
デジカメやスマホで撮った画像は要注意
デジカメの写真を何も加工せず、図の挿入機能でエクセルに持ってくると、データが重くなりがちです。
それでも「図の挿入機能の方が楽!」という方は以下のような画像圧縮ソフトを使って、元の画像データを小さくしてあげましょう。
写真のプロが細かな画質にこだわる場合、これらの方法は厳禁かと存じます。
ただ、一般的なビジネスマンであれば、エクセルに参考用の画像を貼り付ける程度のクオリティで十分かと思いますので、画像データはどんどん小さくしてしまいましょう。
エクセルが重い時の対処法まとめ
エクセルの動作が重い時は、対象のファイルに以下の処置を施してあげましょう。
①不要なセルを削除する
②画像データを小さくしてあげる
この2つを意識するだけで、だいぶ変わってきます。ちなみに、ワードやパワーポイントでも同じようなことが言えるので、応用してあげて下さい。
ググレカスと言いたいところだが
社内SEなるもの、この手の問い合わせを受けることはたまにあります。
正直なところ「ググレカス」と叫んで済ましてやりたいところなんですが、パソコンに疎い役員様とかに頼まれてしまうと、そういうわけにはいかず。
社内SEはエクセルのプロではありませんので。っていうか、たぶんこれくらいだったら、だれでも出来るんじゃないかのレベル。
近くにいる若いアンちゃんに聞いてくれと。そう愚痴りたくもなりますが、日本人のITリテラシーなど、この程度なんでしょうなあ。仕事の効率が悪いと言われるわけですわ。
社内SEは簡単な仕事だけど
「これくらいのことをオジサン社員に教えるんだったら、自分でも出来そう!」
技術的にはそうなんですけど、社内SEになるにはなかなか大変な壁があるのです。
楽で美味しい仕事に就くのは、簡単じゃないんですよ。社内SEを目指す方は、ぜひ参考になさって下さい。