
こんにちは
無能で使えない人材であることに誇りを持つ楽々です。
そんないつまでたっても社会のお荷物から脱却できないワタクシはともかく、響はかっこいいサイバー警察なる存在もまた、無能であると噂されます。
実際のところ、どうなんでしょう?
サイバー警察は無能で使えない
結論、サイバー警察は無能。ITの知識なんか、全然大したことないんです。公務員特有の政治の中で生きる人たちの集まりなんです。
サイバー警察に家宅捜索された例
長文ですが、以下を眺めていたら「やっぱりな~」と思いました。
要はサーバー管理者でありながら、詐欺サイト作成の犯人に疑われ、自宅をガサ入れされた話。
そのきっかけは、アクセスログに記載されたグローバルIPアドレスだったとのこと。
サイバー警察と名乗るからには、ログの解析には長けているのかと思いきや、管理者と犯人の区別すらつかないレベル。
無実の罪で家宅捜索された管理者様の心中、大変ご察しします。
サイバー警察になってみた例
元エンジニアからサイバー警察になったツワモノもいらっしゃるようで。
夢見たサイバー警察になったのに、パワハラ地獄に陥り辞めてしまったという壮絶な話。しかも、実務ではITなんて全く関わることなく、誰でも出来る雑用に追われる日々。
筆者様はサポート業務が中心だったようで、技術的には正直疑問が残ります。しかし、試験の得点に自信を持っていらっしゃるようで、勉強はかなりできるタイプであり、いかにも公務員向きな性質をお持ちなんだなという印象を受けました。
真面目なガリ勉で言うことだけはちゃんと聞けるタイプの人材が、サイバー警察には多いのかと想像されました。
サイバー警察が無能な理由
サイバー警察とはかっこいい響きですが、しょせんは公務員。スペシャリストというよりもジェネラリストなんですな。
サイバー警察になるためには?
詳細は下記リンクを参照願いたいですが、重要部分を抜粋させていただきます。
サイバー犯罪捜査官 警部補(3級職)
システムアナリスト、テクニカルエンジニア、システム監査技術者、技術士(情報工学部門)又はこれに相当する資格(※)を有し、かつ、民間等における5年以上の有用な職歴を有する人
※ 「これに相当する資格」とは、
ITストラテジスト
システムアーキテクト
プロジェクトマネージャー
ネットワークスペシャリスト
データベーススペシャリスト
ITサービスマネージャー
情報処理安全確保支援士(情報セキュリティスペシャリスト)
上級システムアドミニストレータ
などを言う。特別捜査官給与額モデルケース
年齢 職歴 月給
27歳 5年 30万3700円
35歳 13年 37万8100円
45歳 23年 45万200円
とってもざっくりしてますが、こんな経歴あったら、一般企業なら年収1000万は堅いのでは?
ちょっと格の劣る巡査部長ではどうでしょう?
サイバー犯罪捜査官 巡査部長(2級職)
ソフトウェア開発技術者又はこれに相当する資格(※) を有し、かつ、民間等における3年以上の有用な職歴を有する人
※ 「これに相当する資格」とは、
応用情報技術者
情報セキュリティアドミニストレータ
などを言う。特別捜査官給与額モデルケース
年齢 職歴 月給
25歳 3年 27万8800円
30歳 8年 32万700円
40歳 18年 39万7400円
こっちはだいぶ割に合ってる気がしますね。ただし、パワハラに耐えられればの話ですが⋯⋯。
サイバー警察採用の敷居が高すぎ
ITの資格を有し、業界で経験もある程度必要。そして試験は情報処理系だけでなく、一般教養も問われる公務員試験も突破せねばならないのです。
なんて言うか、ITのスペシャリスト云々、本当に勉強が好きな人しかなれない気がします。たしかに何となくのログ解析で、誤った家宅捜索に走った意味がわかる気がします。
サイバー警察が出てくるドラマや映画はウソ
こんな突拍子もないことを急に思いついたのは「相棒シリーズ X DAY」の再放送を観ていたのがきっかけです。
田中圭さん扮する警視庁サイバー犯罪対策課専門捜査官の奮闘劇を描いたお話でしたが、本当にあんな優秀な人材が揃う組織なのかが気になって次第でして。
調べた限り冒頭のような例が絶えず、やっぱり「映画」の話だったんだなと。
実際のところ、金にものを言わせてバカ高いシステムを構築させ、エンジニアに作らせたマニュアル通りにソフトウェアを操作するにとどまる程度の技術力しか持ってないんだろうなあと想像します。
で、何か不具合が起こったら、自力で解決できるわけはないので、ベンダーのヘルプにお世話になると。つまり、やってることは社内SEレベル。
サイバー警察様も同業者ですね。きっと我々と同じく社内政治に苦しむシーンが多いのだろうと、こちらもあわせて想像しておきます。