
はいさい!
沖縄に出張しすぎて、頭の中が崩壊しかけたことのある楽々です。
そんな私の頭の中はどうでもよいですが、さてさて、それはさておき、近ごろ、学歴社会が崩壊なんてワードをよく聞きますよね。
「高学歴プア」なんていう勿体ない方も、いらっしゃるようで。
とはいえ、
「勉強できないヤツでもチャンスがある社会になった!」
「バカでもチャンスがある!」
なんて勘違いをしないように。
学歴社会の崩壊は、一般小市民により厳しい現実を突きつけられる言葉なのです。
これを読めば、学歴社会の崩壊の真相を知ることができます。
学歴社会の崩壊はウソ
はい、結論。
学歴社会の崩壊はウソです。

まったく崩れていませんから
正確に言うと、
学歴なんてあって当たり前

大学なんて出て当たり前じゃん?
ということなのです。これはどういうことなのか、解説して参ります。
学歴社会は根強く存在
「学歴なんて関係なくなった」
なんて言われるようになって、久しい今日この頃。その響きを聞いた限りでは「誰にでもチャンスがある社会」とも受け止められますが、それは間違い。

え、そうなの?
勘違いしないように。
学歴フィルターの存在
「MARCH」「関関同立」以上の大学で申し込まないと、説明会の席が満席になってる現象。いわゆる、学歴フィルター。

大学名変えただけで受付中!?
新卒採用におけるこれは未だ根強く存在しており、大学偏差値によってふるいにかける企業は、やはり多いのが実情。
何でこんな一般小市民にとって極悪なシステムが、未だに残るのでしょう?
大企業の人事も大変なんです
ブラック企業などという人権無視の極悪集団が蔓延る昨今。学生たちの視線は、一部上場のホワイト大企業様に向けられ、そこには応募が殺到しておるようです。
大企業の人事様は、その数を捌くのにてんやわんや。

今年もこんなに来たわ⋯⋯
そこで何を基準にふるいにかけるのかと言われれば、学歴というパラメータ。日本の学生の多くは、それ以外目立った特色のある経歴を持っていません。
大企業様の人事も学歴で判断したいとは誰も思っていませんが、結局のところ差別化する要素が学歴しかない以上、それに頼るしかないのが現状です。
そうなるとやはり、定員割れしている大学、いわゆる「Fラン大卒」と専門学校卒の学生の門戸は、小規模ブラック企業に限られしまうわけですな。
学歴社会だけど学歴だけじゃダメ
じゃあ何で「学歴社会の崩壊」などという言葉が生まれているのか。それは「学歴なんて関係ない」という意味ではなく、
「学歴なんてあって当たり前」

東○なんて出て当たり前ですよ~
という状況だからです。
仕事の出来ないボンボンは切る
せっかく難関大を経て一流企業に入ったが、業績悪化でクビを切られてしまう現実があります。乱暴な表現になってしまうかもしれませんが、
勉強しかできないボンボンは落ちぶれる
つまりはそういうこと。
本当に仕事ができる優秀な人材しか生き残れない、ただ一生懸命勉強してきましたってだけでは、食っていけないのです。
終身雇用制度の崩壊
高齢化社会と呼ばれて久しく、頭でっかちでいびつな人口ピラミッドが形成され、年金制度が崩壊してる現代日本。
終身雇用制度が崩壊
そんなことが盛んに言われていますが、社会状況からすれば当たり前のことです。労働できない大量の人間を、税金で養わねばならない社会。

養うべき人が多すぎ日本
払うべき税金が多すぎる中で、仕事の出来ない人を養う余裕。そんなもん、企業が持っているわけねーだろと。
勉強プラスアルファが求められる
つまりは、
勉強なんて出来て当たり前
その上で仕事を効率的にこなし、業績を伸ばす為のアイデアを生み出せる想像力を持った人間⋯⋯、
さらに言えば、
勉強に+@がある人
それくらい優秀じゃないと、生きていけない社会。これが学歴社会崩壊の真実だと思うんですわ。